CAATsツールを活用した経理業務効率化支援
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【CAATsツールを活用したプロジェクト別原価計算システムの構築】
完成基準に基づくプロジェクト別の原価計算について、従来、Excelを使用して行われてきた業務を分析し、業務の属人化/業務の非効率/プロジェクト別原価精度の粗さ 等といった課題を抽出。
課題を解決する為の方策として、原価計算ロジックおよび一連の業務フローについて見直しを行うとともに、CAATsツールであるACLTM Analytics を使用した原価計算の仕組み(※)を構築。
プロジェクト別原価計算に必要な各種データの取込~配賦・振替~仕訳データ生成といった処理をスクリプト化することで、一連の業務を自動化し、作業工数を大幅に削減(1.5日程度 ⇒ 1時間)。
(※)原価計算の仕組みとして、以下の機能を有するシステムを構築
■プロジェクト別労務費計算システム
機能概要:部門別人件費データ、部門/プロジェクト別稼働時間データ等から、プロジェクト別の労務費データを作成し、会計システムに仕訳データ連携を行う。
主な処理内容:
・各種マスタ/トランザクションデータのインポート処理
・部門別/プロジェクト別稼働時間データに基づく人件費データのプロジェクト別配賦処理
・会計システム取込用の仕訳データ作成処理
■プロジェクト別原価計算システム
機能概要:プロジェクトマスタ、仕訳データ、部門/プロジェクト別稼働時間データ等から、製造間接費のプロジェクト別配賦や未成プロジェクトの仕掛振替、完成プロジェクトの原価振替を行い、会計システムに仕訳データ連携を行う。
主な処理内容:
・各種マスタ/トランザクションデータのインポート処理
・部門別/プロジェクト別稼働時間データに基づく間接費データのプロジェクト別配賦処理
・未完成プロジェクトにかかる仕掛品振替処理
・完成プロジェクトにかかる原価振替処理
・会計システム取込用の仕訳データ作成処理